あしたはうしの日
2006年 09月 17日
丑の日ではなく、牛の日。
なかにはお待ちかねの人もいるはず、
吉野家の牛丼復活の日なのだ。
アメリカのずさんな牛肉の管理、
日米の外交問題にまで発展し、
気がつけば吉野家が牛丼を休止してから
もう2年以上も経っていた。
その間、頑なにアメリカ産牛肉にこだわり、
カレー丼やマーボー丼など、
とてもじゃないが、魅力を感じないラインナップで耐えていた。
ガラス張りの吉野家には私が見るといつもひとり、ふたり程度の客しかいなかった。
ようやく、灰色の決着ながら、牛肉の輸入が再開したのが最近のことである。
ここぞとばかり、吉野家は牛丼再開を大体的に告知。
加工センターをプレスに公開し、
店頭では復活の18日までをカウントダウンしている。
しかしなぜここまで牛丼にこだわるのか。
いや吉野家が、ではなく、
マスコミや一般消費者が、である。
そこには、日本の伝統的食文化に対するこだわりという
深い事情を感じる。
確か、文明開化のころの「牛すき」が始まりだろうと思うが、
そういった薀蓄はウィキペギアに任せるとして、
立ち食いそば同様牛丼は特にサラリーマン社会には欠くことの出来ないもので、
ましてや老舗の牛丼となれば、より一層のことなのだろう。
たとえば、
ハンバーガーのないマクドナルド、
コーヒーのないドトール、
ナボナのない亀屋万年堂
といったところだろうか。
そういう意味では、やっと牛丼のある吉野家が復活する。
未だアメリカ産牛肉に対する不信感は根強いものの、
関係ないだろう。
数時間で売り切れるにちがいない。
くしくも明日は日本列島台風縦断。
しっかり自宅の雨戸を閉め、カッパに長靴で行列に参加された方がよいのでは。
えっ僕ですか、僕は行きません。
しのはら こういち
ありがとうございました。
「特集」楽しみにしていますよっ!
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
なんか食べたくなりました。よーし、明日の夕ご飯は、おいしい牛丼、
作ることにします。もちろん、和牛で。おいしいタマネギもあるし。
と、通りすがりの、ぢぢいです。
今日、ラジオを聴いていたら、
100人の行列が出来た店に150人のマスコミが詰め掛けたそうです。
なんだかなあ、って思っちゃいます。
おいしい和牛とおいしいたまねぎで作るのですか。
断然吉野家より美味いに違いないでしょう。
とてもとても吉野家の狭いカウンターなんかでは出てこない代物でしょう。
一番のりの若者は前日の夜から並んでたらしいですね。
豚丼でも充分おいしくいただけるので、牛丼のために、多くの人とそれ以上のマスコミが群がるってのが不思議です。
またおじゃまします♪
日本人って好きですよね、行列。
でも今回は、案外夕方まで残っていた店もあったらしく、
それほど並ばなくても食べられたらしいですね。
ちなみに今回わたしが食べなかった理由・・・
それは10月以降食べられる機会が増えるからですよ、
別に並ばなくても。