春の足音
2006年 02月 20日
早いもので2月ももう半ばを過ぎました。
春の訪れというと、「桜前線」とともに「花粉前線」が取り上げられるようになった今日この頃。
私も年々それとおぼしき症状が重症化し、花粉症を自覚せざるをえない状況になってきました。(まだ、心のどこかで花粉症と認めたくないのですが・・・)
ニュースでも取り上げられましたが、第一生命経済研究所のリポートによれば、今春のスギ花粉の量が前年に比べ減少することで、日本人の5人に1人とも言われている花粉症患者の外出が増え、実質GDP(国内総生産)を2,300億円程度押し上げる可能性があるそうです。
涼しかった夏の翌年の春は花粉の発生量が減って外出が楽になり、レジャー関連などの消費が伸びてGDPも増える。
過去の記録では、7-8月の平均気温が1℃下がると、翌年3-4月の消費が前年同期比0・65%増えている。昨年夏の気温が前年より0.6℃低かったため、今春はGDPが2,294億円増えると試算している。
...とのことです。
GDPにそんなに影響を与えるなんてすごいことですよね。
石原都知事が今後30年以内に今あるスギを無花粉スギに植え替えるなんて
言ってるほどですから・・。
しかし、日本人の5人に1人が花粉症っていうのも驚きました。
5人に1人といえば、目が良い人の割合もそれぐらいじゃないかと私は思うんですが。
ちなみに、私は会社でも一人だけ目が良いので(唯一自慢のタネです)、やはり5人に1人。
夏の気温が下がり続ければ花粉の心配もないですが、
地球温暖化が進行している現在、毎年花粉症の心配は尽きませんね。
私もそろそろマスクにスプレーに、と早めの対策を練らなければ。
花粉症の皆さん、頑張ってこの時期を乗り切りましょう!
金沢 貴恵