Jリート物件震災被害状況
2011年 03月 26日
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東北地方での地震から2週間が過ぎ、交通網の復旧や仮設住宅の建設など、
復興へ向けた生活基盤の整備が始まりつつある中、
JREIT各投資法人の所有する物件に関しての被害状況が発表されております。
やはり仙台市を中心とした東北地方の物件、東京湾岸の物件で内外装や設備の破損が目立つようです。
各ファンドが保有する物件には、津波により甚大な被害を受けた沿岸部には物件が無く、被害に遭ったほとんどの物件では、軽微な損傷に留まっており、運用状況に重大な影響を及ぼす被害等はないようです。
しかしながら、投資法人の中には地震により生じた損害への対応費用が嵩むところもあるようで、
日本リテールファンド投資法人では約666百万円、
日本ロジスティクスファンド投資法人では約480百万円、
の概算補修費用を見込んでいる模様。
これらのファンドでは決算への影響について、補修の範囲や実施時期等の詳細が判明した段階で発表を行うようです。
また、ユナイテッドアーバン投資法人は、地震によるリート市場の動揺を受け、3~4月に予定していた、投資口の売出しと、物件取得の中止を発表しています。
以下は各投資法人の被災状況を纏めた表
(ケンプラッツ・日経不動産マーケット情報サイトより引用したものを加工)
なお、格付け会社のムーディーズは、この地震よるJリートへの影響は限定的との見方を示しているようです。
つじ
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