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足立区合同相談会のご報告と2011年1月18日のいま思うこと。

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こんばんは!
世間ではインフルエンザとマイコプラズマ?が流行する中、皆様お元気でしょうか?
弊社では肥田部長にマイコプラズマ疑惑が浮上しています(;´▽`A
さて、先週末に行われた足立区の相談会結果をお知らせしたいと思います。

第1回目ということもあり、相談枠の総数を30件に抑え、予約段階で26件。
1件キャンセルで当日飛び込み0件でした。
(豊島区、板橋区、北区では総枠数50~60件で設定されています)


当日のリハーサルも準備万端。
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相談者役としてシミュレーションします。
完璧な対応です。相談者カモーン!


相談会場は広い!
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北区相談会場の北とぴあに匹敵します。
相談会が拡大したとしても全く問題ないです!


足立区相談会では、先駆けた試みとして「保健師」の方が同席いたしました。
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相談当日の体調不良のほか、精神的な心のケアも含めた相談会。
保健師の方が専門士業とコラボレーションをしている相談会は、全国初なのではないでしょうか。


相談会にご協力頂いた先生方の詰める控え室の様子。
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士業控え室を舞台袖の通路部分にしたので、現在の7士業から他区同様9士業となった場合、どう収容するか懸念しています(^^;


弁護士法人北千住パブリック法律事務所の皆さんと。
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準備会の段階から本番当日まで、主体的に関与して下さいました。
僕の中ではすでに友情のようなものが芽生えています。
相談会当日は弁護士のT先生がお誕生日で、本人が恥ずかしがるのをよそに、みんなでハッピーバースデーを歌っちゃいました(o^∇^o)ノ

最初の準備会が行われた8月4日から約5ヶ月。
他士業足立支部の皆様の多大なるご協力の下、区民の皆様方に喜ばれるような相談会が開催できました。本当にありがとうございました。
年内にはバージョンアップされた第2回相談会をご期待ください。


ここからは・・・・。
2011年1月18日の僕が思うこと。
こうした地域相談会は、地域における士業間の連携を高めます。
僕の気持ちは2009年11月28日と何ら変わっていません。

2009年11月28日のブログはコチラをクリック!

阪神・淡路大震災から17年が経ちました。
僕らの住む東京では、30年以内に70%以上の確率でM7クラスの首都直下型地震が起こると言われています。
この試算は平成16年に行われたものなので、平成23年となった今、改めて試算すればその確率は遥かに上昇していることでしょう。

残念ながら、人類には災害を防ぐ手立てがありません。
であるならば、被害を最小限とするような活動が必要になります。
僕は、不動産鑑定士として、災害復興まちづくり支援機構の活動に協力しています。
具体的には、震災時に危険性が懸念される地域に対して、住民向けに正しい知識を得て頂くための訓練や東京都の市区町村職員向けの訓練に参加しています。
この活動は、少しでも災害のダメージを軽減できるよう、行政・地域住民の方と一緒に考える、まちづくりの観点からの事前対策といえます。

阪神・淡路大震災では、大混乱している中でわずか2ヶ月間で区画整理事業などの都市計画を決定しました。当然に地域住民への十分な説明もなされないままのスタートとなったわけです。
その結果、孤独死をはじめ、多くの問題が山積する復興が行われました。

災害を最小限のダメージに食い止めるためには、どうしたら良いのか?
一つの答えに「専門家同士の連携を高めること」があります。
災害時には、普通では考えられないような、複雑怪奇な事態が僕らを襲います。
一人ひとりの専門家は、自分の領域ではプロでしょう。
でも、一人の力ではとても解決できないような問題が発生します。
人々の健康や安心の基礎には、混乱の終息があり、復興の段階において被災者を支援するためには専門家の知識・技能を十分に活用させなければなりません。
そのためには、専門家とその専門職能団体が密接に連携できる仕組みとその準備が不可欠なんです。
平常時である今のうちから、地域における専門家同士の信頼関係や協力関係が積み重ねておかなければなりません。

さらに、こうした活動は「不動産鑑定士」そのものにとって、非常に重要な活動であると考えています。
「震災が起きたとき、不動産の経済価値はどうなりますか?」
「その適正な価値判断を誰がするのですか?」
今後、僕らの所属する不動産鑑定士協会は、公益法人としてその内外にその公共性・有益性を示していかなければなりません。
こうした地域に根ざした相談会の参画は、専門職能団体として区民、ひいては国民の理解を得られるために必要なことであり、地域における交流を通じて他士業との信頼関係が培われるという事は、次世代の不動産鑑定士のために必要な活動だと考えています。

もしこのブログを読んでいる方の中に不動産鑑定士がいるのなら、公益事業の中核となっていく相談事業に参画し、僕たちに協力して下さい。
現在、東京における合同相談会は豊島区、板橋区、北区、渋谷区、新たに加わった足立区です。
僕はこうした有意義な活動、すなわち地域他士業との合同相談会をを23区外へと拡大し、東京都全域で行うべきと考えています。
不動産鑑定士単独で行う街頭相談会については費用対効果の点で如何なものかと提言しています。
欲を言えば、日本全国で行うべきですが、東京会の地域相談小委員長として今の自分にできる範囲で、一生懸命頑張っています。

さて。
「17年たった兵庫県はいまどうなっていますか?」
復興公営住宅として、一般の民間住宅等が借り上げられ、いま現在も多くの被災者の方たちが入居しています。
しかしながら、神戸市では契約期間の終了を突きつけ、転居を迫っているような状態です。
人々のこころには今だ癒えない傷跡があり、経済的支援を必要とする方々への支援は打ち切られようとしています。
こうした問題についても、それぞれの専門家と地域住民の方とが一体になって取り組むべき課題です。

首都である東京で直下型地震が起きた場合、その被害を最小限に食い止めることが日本全体の安定につながります。
混乱を一日でも早く終息させること = 日本が大ピンチになっても経済を維持すること。
そのために、今のうちから自分にできることをコツコツとやりましょう。




不動産鑑定士 佐藤麗司朗



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Commented by hanabi_cyu at 2011-01-20 14:19
御無沙汰しております<m(__)m>

お仕事、頑張られておられますね。元気・パワーを頂きました。
益々のご発展をお祈りします。
今年もよろしくお願いします<m(__)m>
Commented by tukasa-rea at 2011-01-21 18:55
>hanabi_cyuさん
ご無沙汰してます^^
相変わらず?力の限り突っ走ってますよ!
本年も宜しくお願い致します♪
by tukasa-rea | 2011-01-18 20:19 | 佐藤 麗司朗(不動産鑑定士) | Comments(2)

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